2023/5/3岐阜ウォーハンマー会 オルクvsウルトラマリーン後継戦団2000p戦バトルレポート後編

こんにちは。

2023/5/3岐阜ウォーハンマー会 オルクvsウルトラマリーン後継戦団2000p戦バトルレポート後編になります。

後編ではユニットの所感や感想・反省点等をダラっと書いていきます。

いつも通り私個人が感じた感想なのでその点ご留意ください。

実際のバトルの経緯は前編をご覧ください。

renseijyu117.hatenadiary.com

〇各ユニット所感。

HQ

・騎乗ビーストボス

リザルト…グァァァグ(叫んだだけ)

攻撃する前にバトルが終わりました。

攻撃面に目が行きがちですが普通に考えて5+スペセを全軍に付与出来るのは破格。

リデンプターと殴り合った場合はたぶん五分五分の勝負。

正直試す羽目にならなくて安心した。

 

・スニックロット隊長

リザルト…タクティカル・S3体を撃破し2体を逃走に追い込む。次ターン、アタックバイクのマルチメルタに7点ダメージを喰らって死亡

今回期待のニューフェイス1号。

ゲリラ兵らしく配置操作能力や地形・遮蔽時に強化される能力持ち。

ただし足は遅く、武器も白兵武器オンリー。

肝心の白兵武器も攻撃6、貫通-2、ダメージ2とギリギリmob狩りに使える程度。

マリーンと戦うには少々パワー不足を感じる。

前回のエヴァソー・アサシンとかと比べると貧弱さは拭えない。

ただ6”範囲に指揮統制-2を付与出来るので逃走を誘発することは可能。

ウォーボスではないので編成自体は容易。

 

TR

・ボゥイ

リザルト…タクティカル・S数体を撃破

10体3ユニットで内容は一緒。

1ユニット分をコマンドに譲った。

相変わらず目標確保とワンチャン火力と良い仕事をする。

タンクバッスタのキーワードを持つためビークルに対する切り札にもなる。

・・・君、有能すぎるな。

 

・ビーストスナッガ・ボゥイ

リザルト…タクティカル・S数体を撃破

今回は10体3ユニットで、2ユニットをキル・リグ搭乗で出撃。

耐5の5+スペセ持ちのmobってウルトラマリーンだと本当に対処が面倒なんだね。

射撃のみのだと弾数が足りない印象。

グァァァグ中であればビークル、歩兵問わず雑に殴りかかれるのがポイント。

正直ボゥイは居れば居るほど強い。

 

EL

・コマンド

リザルト…お留守番出来て偉い!

期待のニューフェイス2号。

5体1ユニット。

スカウト系能力一頻りと様々な武器を装備可能・・・ではない。

実は特殊装備できるのは10体以上の時で、それ以下の時はチョッパとスラッガ装備しか出来ない。

ボゥイより安い枠で目標物の確保やアクションを行うために編成したのでそもそも戦闘に参加させる気はなかった。

レッチェンの代用ではあるが遮蔽ボーナスや指揮統制値の面では此方の方が優れている。

今回は留守番だったがミッションによってはスニックロット隊長と一緒にキケンな任務についてもらうのも有り。

では、次の任務ですが・・・。

 

FS

・デフコプタ

リザルト…ランドスピーダー1体、ディヴァステイター3体など

ガズ君がいないことによる貫通値のバフが無い弊害は割りと大きめ。

お前も5+を振るんだよ!?

5+スペセの付与と爆煙スモークによるHR-1により自己防衛力はかなり高くなる。

 

・スクイッグホッグ・ボゥイ+ボムスクイッグ

リザルト…アタックバイク1体撃破

3体2ユニット編成でボムスクイッグ1発ずつ。

ボムスクイッグは相変わらず大活躍。

ビークル相手なら高確率で打点が望める。

キル・リグやビーストボスに隠れがちだがかなりの打率を誇るアベレージヒッター。

 

HS

・キル・リグ×2

リザルト…リデンプター1体、ストームスピーダー1体他

所持サイキックは“スクイッグの呪い”と”噛み顎”or”ゴルクの精神”。

今回のMVP。

ライブラリアンの精神防壁が成功していれば押しきれなかった可能性が高く、スクイッグの呪いが炸裂していなければあの勢いはなかった。

続く射撃フェイズでリデンプターを落とし切ったのも偉い。

D6点ダメージにはロマンがあるね。

耐久が8あるのもポイント。

メルタ系武器であれ一定確率で無効に出来るのでエラディケイターに狙われても安心だ!

 

・フラッシュギット

リザルト…なし

ニューフェイス3号。

何より造形が割とえげつなく作るのにかなり苦労しました。

パーツの取捨選択がかなり多いので自分なりの俺ギットを創るぜ!って人は是非どうぞ。

ちょっと射撃するのを1回忘れたので戦果は無し。

メイン武装のスナズガンは攻撃6、ヘヴィ3、貫通-2、ダメージ2と良バランス武器。

射撃技能4+とオルクにしては高性能なんですが、射程が24“と少々物足りない範疇。

しかも移動するとHR-1になるので結局HR5+になる始末。

ダッカやアサルトならかなり使い勝手が良かったのだが。

ヘヴィサポートの枠を使うのも悩ましい処。

理想としてはやはりバトルワゴンや親分バンカーに搭乗しての運用と思われる。

策略でインターセッサーのように追加射撃が可能。

メクでもないのに射撃4+って実はこいつらかなり凄い奴らなのでは?

 

〇その他・総評

今回初のブラッドアックスだったわけだが、正直強みが出た部分はゼロに近い。

早い段階で白兵距離になったので軽遮蔽ボーナスは無いし、そもそもあったとしてもオルクが使う分には非常に頼りない。

退却後に射撃、突撃が出来るのは間違いなく強いのだが状況が限定的。

ゴフの、シンプルでオルクなら必ず発動する能力と比べると少々扱いにくさはある。

固有レリックのCP産出能力は普通に最強。

有用な策略のCPが軒並み2CPなオルクにとって、CPの追加は死ぬほどありがたい。

ともかく現状のリソースだとブラッドアックスの運用は難しそう。

コマンドがもっと多ければ強いんじゃないかな。

18“外ではSR3+、耐久5の壁が出来るし。

今回の勝因は出目に任せてのゴリ押しです。

新ユニットの真価を掴むにはもう少し使い込みたい。

 

〇UMS側所感

HQ

・ライブラリアン

前回対戦の経験を活かしたキル・リグ対策要員と思われる。

主席司書官にアップグレード済み。

固有ウォーロード特性の“歪みの達人”と固有レリック“神経覆い”を取得。

精神防壁の発動に成功していれば状況が大きく変わっていた可能性がある。

 

TR

・タクティカル・スカッド

5体5ユニット。

ヘヴィ武器は全員マルチメルタ装備。

一応の主武装であるボルトガンがオルクに対して豆鉄砲である悲しい事実。

捨てユニットとするには少々高いのがマリーンの辛い処。

切り札のヘヴィ武器を担ぐと移動しづらくなるのも悩み。

マリーンが4+で撃つのとオルクが4+で撃つのは等価値では無い。

今回は5ユニットがほぼ全滅していた。

 

EL

・リデンプター・ドレッドノート×2

マクロ・プラズマインシネイター装備とヘヴィ・オンスロート・ガトリングキャノン装備が1台ずつ。

1台は1ターン目に半壊。もう1台は主にキル・リグにより2ターン目に撃破された。

優秀なスペックを誇るが毎バトルで振れ幅が大きい印象がある。

撃って良し、殴って良しの良ユニットだがポンコツ化すると両方の技能が低下する。

キル・リグとほぼ同コストで似た匂いを感じる。

これがエリート枠にいるのが一番凄い処。

 

・ヴェネラブル・ドレッドノート

ヘヴィ・プラズマキャノン装備。

敵陣最後衛にいたのでイマイチ目立たなかった。

リデンプターに隠れがちだが普通に優秀というかいろんな面で上回っている。

ポンコツ化もなく、副次目標”優先目標を撃破せよ”でも僅か1点のみというルール的にも愛されている。

ただ射撃武装の弾数が足りず、1台で盤面を破壊出来る感じのユニットではない。

 

FS

・ランドスピーダー×2

武装はマルチメルタのみ。

飛行、18“移動という凄く暴力的なことを言ってくる危ない奴。

これが許されるならオルクのバギーとかも許してほしい。

今回は機動力を活かす暇も無く潰したのでアレだが非常に強いユニットだと思う。

 

・アタックバイク・スカッド

何かと優秀なマリーン・バイカーの1体。

スニックロット隊長を7点ダメージで一発昇天させてくれた。

パワーレート2とか詐欺ではないかという気がする。

機動力14“ということはデフコプタと同速なわけだが、これはデフコプタが遅いのだろうか?

 

・ストームスピーダー・ハンマーストライク

飛行、16“移動、3種の射撃兵装とこれまた優秀。

ただランドスピーダーと同等の耐久6で、しかもポンコツ化持ちなのは良心なのか。

今回ミッションが十分な機動力と射程を活かせるものではなかったのが非常に惜しい。

 

HS

・デヴァステイター・スカッド

5体1ユニット。

グラブ・キャノン3体、プラズマキャノン1体。

グラブ系は3+セーブ以上のセーブ値ならダメージが上がる武器だがマイ・オルクには無用の武器です。

能力目的ではなくヘヴィ4発という弾数を期待した形ですね。

このように色々な敵に対応できるのがデヴァステイターの良いところ。

ただ歩兵のヘヴィ武器持ちはやはり取り回しに難を感じる。

 

・エラディケイター・スカッド

4体2ユニット。

ヘヴィメルタライフル持ちとマルチメルタ+メルタライフル持ち。

マルチメルタ組は予備戦力行きで戦場に到着せず。

ヘヴィメルタ組は自陣中央の密集遮蔽に籠もり、迎撃態勢を取っていた。

結果で言えば全く何もすることが出来なかったのが非常に勿体ない。

もし2ラウンド目後攻をやっていた場合には火力を存分に発揮できたかもしれないが、射線的にキル・リグ1台を落とすのがやっとだと思うので大勢に影響はないと思う。

 

TP

・ライノ

タクティカル・スカッド2ユニットを搭載して出撃。

虎の子のハンターキラー・ミサイルはスペセの前に沈んだ。

降車を終え、ミサイルの撃ちきったライノに仕事は無いので射線切りや通行の妨害のためもう少し前に出すのもありだったと思う。

 

帝国エージェント

エヴァソー・アサシン

戦場に到着せず。

まあ、こいつもmob狩り主体なので盤面を逆転するのは難しかったと思う。

 

○総括

一応あとから考えれば割りと論理的なんだけど初手グァァァグ切りは本当に博打。

今回は必要な部分で必要な出目が出てくれたから勝てた感じは強い。

ある意味非常にオルクらしい戦いではあった。

白兵戦の得意なアーミーは白兵戦でダイスをいっぱい振ることで相手の心を折りにいく部分があると思う。

一応対人ゲームなのでそういった威嚇や勢いは大事だと思う。

もちろん相手が不快にならない範囲でですが。

○プチストーリー

駐屯中のウルトラマリーンをオルクの集団が強襲した。

不意の強襲を受けたウルトラマリーンは戦力の半数を喪失。

これ以上の被害を被る前に撤退を決断する。

なぜこの強襲が成功したのか?

それには単騎にてマリーンの警戒網を突破し、連絡を寸断した一人のオルクの働きがあった。

生き残ったマリーンは噂する。

緑の亡霊の伝説を…。

あの悪魔は本当に死んだのかと…。