11/28岐阜ウォーハンマー会 ネクロンvsオルク2000p戦 バトルレポート バトル編

こんにちは。

先日28日に行われたウォーハンマー会にて、40k2000pを行ったのでそれについて書いていきます。

この会もどんどん規模が大きくなり、様々なアーミーがぶつかり合うようになりました。

主催をしている兄達のバイタリティと財力に畏れを感じつつ、今回もアーミーレンタルの傭兵参戦です。

自軍はネクロン、対戦相手はオルク。

自分の所有アーミーの参考にするべく今回は勉強させていただきました。

 

まずは軽く両軍の編成について触れます。

ネクロン側ですが、特に新ユニット等はありませんがデタッチメントを2つに分けました。

私はメフリット王朝を愛用しているのですが、この王朝はデストロイヤーやリッチーガードのような白兵戦用機達には恩恵がありません。

そこでネクロン・ウォリアーやロイヤル・ワーデン達をメフリット王朝、他のデストロイヤー系をカスタム王朝にぶっこみました。

選んだ特性はユニットに目標優先確保を付与する、第1ターン開始直前に6”までの通常移動を許可するものの2つ。

更に、スカラベを最大兵数にしてこのカスタム王朝にぶち込んでみました。

白兵ユニット達で目標を押さえ、そこにネクロン・ウォリアー達をぶち込むイメージ。

デタッチメントを分けた上、レリックも3つ所有、更に策略”ファエロンの手”も使ったのでCP6から開始になったのがどうなるかといったところです。

 

一方、オルク側。

歴戦のオルク使いらしく、最新のビーストスナッガ系は入っておらず、弾数重視のバッドムーン氏族です。

ボゥイやグレッチェン、ノブ等の多数の歩兵とバギーやキラーカン、デフドレッド等のビークル混成部隊。

主力となるのは多彩な装備のノブ3ユニットとビークル部隊ですかね。

バッドムーンの能力は一部射撃武装の射程6”延長とWR出目6時の貫通値上昇。

ネクロン側の射程が総じて短めなので、射撃戦はオルクが有利そう。

精度は悪くても数撃てば問題ないっといったところがオルクらしいですね。

対戦ミッションは”最前線の戦い”です。

戦場の中心から十字に4か所の目標を持つ縦長の戦場。

正に最前線での激しい戦力のぶつかり合いが予想されます。

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初期配置時。

お互い兵数の多いアーミーなので戦場が狭い。

整然と並んだネクロンと雑多なオルクの対比がいい感じ。

 

〇第1バトルラウンド

先手をとったのはオルク側ですが、ここでカスタム王朝の能力を発動。

スカラベ部隊やリッチー・ガード、デストロイヤー達を前に出します。

後ろに控える余地もなかったので消耗戦を覚悟。

オルクも愚直に前進・・・と見せかけ、早速ウィアード・ボゥイが”ぶっ飛び”の発動に成功。

ボゥイ22体がネクロンの背後、戦場の端ギリギリに出現します。

前後を挟まれたネクロン部隊を弾丸の雨が襲います。

トラックに乗ったノブ達の射撃がスカラベを襲いますが、この攻撃はライフで受けます。

9体編成のスカラベは容易く落ちるものではありません。

しかしメクガンからの砲撃やビッグメクのショックアタックガンの攻撃でリッチー・ガードは半壊。

背後に回ったボゥイ達の射撃、然る後の突撃でネクロン・ウォリアー1ユニットが蹴散らされてしまいます。

 

後攻ネクロン側。

前後を挟まれた状態はまずいのでこれの対処に部隊を分けます。

突出しているカスタム王朝は更に前進し、目標優先確保を利用して敵軍へ切り込み。

フリット王朝は後方のボゥイ排除と敵予備戦力の警戒を担います。

ク=タンの力は不発に終わりますが、20体ウォリアーのガウスリーパーにより、後方で暴れまわったボゥイを撃滅に成功。

スカラベは機動力を生かしてトラックを包囲、封殺に成功します

これによりトラックは退却もできず、搭載したノブ達も何もできない飼い殺しです。

接敵してるので撃たれる心配も無く、トラックの白兵能力も知れたもの。

更に、スカラベは目標優先確保で悠々と目標を確保するわけです。

そして、スコーペク・ロードとスコーペク・デストロイヤーは敵陣へ特攻。

それぞれカスタム・ブースタブラスタとノブを撃滅に成功します。

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第1バトルラウンド終了時。

先手を取ったオルクと無事に切り返したネクロンといった構図。

想定とはちょっと違いましたが、お互い全力で殴りあう展開です。

 

〇第2バトルラウンド

先手オルクの行動。

特攻をかけたスコーペク・ロード達の排除に動きます。

もはやクライマックスと”いくさだぁぁ”の発動を宣言します。

スマイトがリッチー・ガードを撃ち抜き、豊富な火器がスコーペク・ロードを破壊します。

スコーペク・デストロイヤーはウォーボスの圧倒的近接能力の前にあえなく全滅してしまいます。

更に、トラックを救出するべくデフドレッド2体がてれぽぉとにより襲来。

策略”ぶつけるぞ、掴まれ”はまさかの不発に終わりますが、もう1体のデフドレットがスカラベを強襲します。

しかし、一発3点ダメージであることを利用して上手くダメージを吸収。

全滅にはいたりません。

まだギリギリでトラックの包囲が成立する状態を続けます。

 

後攻ネクロン。

前衛部隊をほぼ排除されてしまい、部隊の展開が大きく遅れてしまいました。

スカラベの救援と重要戦力であるデフドレッドの排除に切り札を切ります。

暗闇のヴェールを発動し、20体ウォリアーを射撃位置に移動させます。

他のユニットも可能な限り動かし、デフドレッド2体を射程に収めます。

そして一斉攻撃です。

ク=タンによる反物質のメテオがクリティカルで直撃。

大ダメージを与えた上で、オーヴァーロード達の射撃により1体目を破壊。

20体ウォリアーによる全力射撃で2体目の撃破にも成功します。

生き延びたスカラベ達は変わらずトラックを包囲。

むしろ破壊しないほうが安全とばかりにチクチクと手加減攻撃です。

近接攻撃は攻撃しないという選択をとれないのですが、実に空気を読んだダイス目がでてくれました。

 

〇第3バトルラウンド

援軍のデフドレッドを失い、微妙に戦線が停滞したオルク側。

再び”ぶっ飛び”での転移を狙いますが、これは失敗。

射撃対象も少なく、止む無くク=タンに対して集中砲火です。

きっちり3点奪われますがそれ以上の被害はでません。

突撃対象も無く、白兵戦フェイズへと移行します。

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突撃をしていない場合、先に白兵を行えるのはターン担当者の相手。

つまり、ネクロン側です。

ふと気づきました。

このタイミングでトラックを撃破できればノーリスクでノブを強制降車させられることに。

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直ちに自己破壊プログラムを発令、自爆攻撃を仕掛けます。

結果は最大値3点のダメージを与え、続く白兵攻撃で狙い通りトラックの破壊に成功します。

哀れノブ達は緊急降車を強いられ、11体中5体が爆発に巻き込まれる結果となります。

このスカラベ達、エース部隊では?

 

勢いにのって後攻ラウンド。

ネクロン・ウォリアー達を動かし、スカラベが切り開いた片側の目標を押さえると同時に、反対側のオルク達の進撃を抑えにかかります。

スカラベ部隊は更にもう一仕事。

敵側陣地の目標を狙い、更に奥へと進軍します。

ク=タンの力や射撃により、ショックジャンプ・ドラッスタの破壊に成功しますが、続く攻撃は格下シールドによりゲレッチェンを削るのみに。

しかし、敵軍裏に回ったスカラベが目標物周辺のメクガンへと突撃。

これを破壊するだけでなく、優先確保を活かして目標の奪取にも成功します。

やはりエースだ、このスカラベ達。

・・・・・・

さぁ次のラウンドといいたかったのですが、ここで時間切れです。

勝利点は明確な差がついておらず、両軍ともまだ戦力を残しているためどちらが有利とも言いづらい状況のため両者引き分けということにしました。

まぁ、6時間位やっててヘロヘロでもありましたし。

オルクの戦闘欲も満足し、賢者タイムになってもおかしくありません。

こうして異なる2つの種族は互いの力を認め、一先ずの停戦を選んだのでした。

少なくとも次に出会う時までは…。

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バトル終了時の様子。

1ラウンド目から盛大に殴り合っているわりにまだまだ余力のある両軍。