10版オルク・コデックスについて勉強しよう⑤緑の津波

こんにちは。

GWが終わって時間が掛かりましたが今回も記事を書いていきます。

10版オルク・コデックスを勉強しようの5回目。

今回は緑の津波です。

オルク・プレイヤーであれば戦場を全て緑色で埋め尽くしたいという願望を持ったことがありますね?(暴論)

そう戦場を埋め尽くすのはネクロン・ウォリアーでもターマゴントでもありません。

ボゥイこそがレギオン(集団)。大勢であるがゆえに。

◯中核ユニット

必要なユニットは1つ、ボゥイだけです。

ただひたすらにボゥイを詰め込みましょう。

なおビーストスナッガ・ボゥイはボゥイではありません。

突然変異でもしたんですかね、ビーストスナッガ。

ボゥイは目標確保能力も獲得したのでマジでボゥイだけでいけます。

 

◯デタッチメント・ルール

・徒党根性

→自軍ボゥイ・ユニットが攻撃の対象となった時、5+スペシャルセーブを得る。加えてオルク・ユニットが10体以上で構成されているならセーブロール出目1リロールを持つ。

前者はボゥイ限定で、後者は10体以上の兵がいれば全て対象に入ります。

合流すれば後者は幅広く恩恵を受けられますが、ビーストスナッガ・ボゥイやグレッチェンであれば自前で発動できます。

まぁでも基本的にはボゥイ用ですよね。

シンプルそのものの能力ですがそれ故に強い奴。

止まること無き緑の津波で全てを呑み込もう。

 

◯強化

・残虐の誇示(+10pt)

→オルク・インファントリーのみ。装備者の白兵武器の攻撃力+1。10体以上のユニットに合流している場合、攻撃力+3になる。

恐らくウォーボスに持たせるのが唯一の正解と思われる。

インファントリーであればとりあえず効果はあるのでボゥイに拘らなければ他に持たせるのも可。

追加10ptの時点で察するといい。

 

・強くて賢けぇ(+25pt)

→オルク・インファントリーのみ。自軍指揮フェイズ、装備者が戦場にいるか兵員輸送に搭乗中ならD6判定。5+でCP1点を得る。装備者のユニットが10体以上の兵ならば判定に+2。

実質3+でCPを獲得でき、条件を満たすのも容易。

とても強くて賢い強化。

 

・血に飢えた狂暴さ(+15pt)

→オルク・インファントリーのみ。装備者が指揮中、そのユニットは全力移動リロール可能。10体以上なら突撃ロールもリロール可能。

あって困る能力ではないのだが意外と活躍する場面は少ないイメージ。

この手の判定はリロールしてもなんか失敗しやすい気がするんだよね。

被害妄想ではあるんだけど。

 

・騒々しいいくさ叫び(+20pt)

→オルク・インファントリーのみ。装備者が指揮中、そのユニットはデタッチメントや策略を解決する際、兵10体以上がいるものとして扱う。

ボゥイを20体入れれない場合にどうぞ。

最期の1体までセーブロール出目1リロールが切れないことを考えるととてつもなく有用。

 

◯策略

・ブチ殺りスコア

→1CP。白兵フェイズ中、ボゥイ・ユニット1体を選択。フェイズ終了時まで、そのユニット内の兵の攻撃はWR出目1リロールが付く。兵10体以上ならWRリロールに向上。

弱くはないのだがボゥイが殴ることを考えるとWR+1とかの方が欲しかった気がする。

対象はボゥイ・ユニットだが効果はユニット内の兵に及ぶ。

つまり合流しているならそのキャラもWRリロールの恩恵に預かれる。

 

・こっちに来い、野郎ども!

→1CP。自軍指揮フェイズ中、ボゥイ・ユニット1体を選択。そのユニット内の撃破された兵を最大D3+2体復活させる(キャラクターは除く)。

3-5体のボゥイを復活させる。

徒党根性で激硬いボゥイをネクロンの如く復活させるクソ策略。

是非対戦相手を嫌な顔にさせよう。

 

・残虐な道均し

→1CP。白兵フェイズ中、接敵中かつまだ白兵を行っていないボゥイ・ユニット1体を選択。白兵に参加できる兵を決定する際、敵兵の3”以内にいる兵は白兵を行える。

通常のルールではベースが接触している兵とそれに接触している兵の2種。

しかしこの策略を使用すると3”以内の兵に代わると考えると分かりやすい。

なので3”以内の兵に接触している兵は白兵に参加できない。

まぁ20体編成とか絶対に全員参加とか出来ないんで。

 

・筋肉津波

→1CP。自軍突撃フェイズ中、ボゥイ・ユニット1体を選択。そのフェイズ終了時までその突撃ロールにバトルラウンド数に等しい数値を足す。

策略名はとても素敵だが効果は地味。

突撃ロールの多寡で白兵できる数が変わると考えればまぁ用途はある。

 

・勝ちいくさの吹聴

→1CP。自軍指揮フェイズ、互いに6”以内にいるボゥイ・ユニット2体を選択。次の自軍指揮フェイズ開始時までそれらのユニットはデタッチメントや策略を解決する際、兵10体以上と見做される。

2ユニット同時に対象に出来るのは評価ポイント。

10体-10体の2ユニットのセーブロールを維持できたりと割と有用さはあると思う。

ただCPの使い道としてはだいぶ受け身なのが気になる。

 

・行け!ぶちかませ!

→1CP。敵軍射撃フェイズ中、攻撃対象に選択されたボゥイ・ユニット1体を選択。その攻撃終了後、そのボゥイ・ユニットは「ぶちかまし移動」が出来る。D6で判定し、その数値分だけ移動してもよい。この移動は最も近くにいる敵ユニットに近づくように移動しなければならない。この移動で接敵範囲に入っても良い。自軍ユニットが10体以上の兵ならばD6の代わりに6”移動して良い。

バーザーガーの如く、射撃に反応して移動が出来ます。

ただ移動出来るのは1回だけです。

フェイズ中に別のユニットから射撃を受けても反応して動くことは出来ません。

接敵できるので無い限りCPを払う価値はなく、出来たとしても正直微妙だと思います。

主な用途は突撃阻止くらいですかね。

 

◯総括

ボゥイの、ボゥイによる、ボゥイのためのデタッチメントです。

数こそが力。数こそが正義です。

ただ能力傾向はかなり防御寄りで、攻撃に寄与する能力はあまり多くありません。

幸いボゥイはグレネード持ちなのでどうしようもないユニットにはグレネードを投げましょう。

基本的にCPはグレネードと復活策略に使うことになると思います。

目標確保能力もあるので盤面をボゥイで制圧していきましょう。

ただし、このデタッチメントを使う上で最大の問題は時間です。

絶対に泥仕合になると思いますし、ユニットを動かすだけで一手間です。

貴重な友人を失いたくないのであれば自重を覚えるのも必要かと思います。